5-7日の三日間,伊豆大島の三原山へ研修に出かけました。まずは地層断面の観察です。この地層は褶曲ではなく,地形の形に沿って火山灰が堆積したものです。とても大きな露頭ですが,ここで活躍するのが「ドローン」。手前の車の大きさと比較すると,露頭の大きさがよくわかります。
翌日は,三原山山頂の噴火口を目指して登山です。山頂付近は風が強いので,高くドローンを飛ばすことができませんでした。そっとのぞき込むような飛行ですが,火口壁では,噴火による火山灰の層がよく観察できます。
山頂から流れ下った溶岩の先端に行き,この地点で上空100mまでドローンを飛行させました。この溶岩は1986年に噴火したもので,山頂から溶岩が流れた様子がよくわかります。また,時間とともに,少しずつ植物が生え始めている様子がわかります。
これから教材化にむけて,撮影した写真や動画を再編成しようと思います。
(なお,これらの映像は,事前に許可を得て撮影をいたしました)
Comments