７本目の中国新聞の連載は，水中メガネをテーマにしてみました。水の中では，私たちヒトの視力はかなり落ちてしまいます。これは，目と水が接することで，光の屈折がわずかになってしまうためです。
では，水の中でも景色が見えるようにするには・・ 目の前に空気の層をつくれば，光の屈折は水の外と同じようになります。ためしに凸レンズの前に空気の層をつくると，外の景色を紙に映し出すことができました。
もちろん，水中メガネをつけても中に水が入ってしまうと，ぼやけて見えてしまいます。この実験から，水の中でも視力を保つには，目と空気の境が必要だとわかります。
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