こうやって聞かれると,「ちがうんじゃない?」と思いますよね。さっそく二酸化炭素を集気瓶に集め,その中で確認実験をしてみると,写真のように激しく燃えています。さて,その理由は?
答えは,火がついたマグネシウムリボンを二酸化炭素中に入れていたから・・でした。集気瓶の中では,CO2 + 2Mg → 2MgO + C の反応が進んでいました。Mgは,二酸化炭素中の酸素を奪って反応していたのです。確かに,反応後の瓶のまわりには黒い粒が。中学校二年で登場する酸化還元反応ですね。
二酸化炭素の中で,ものは燃えない・・は,場合によっては成立しないことを教えてくれる実験でした。
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