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理科教育法が始まる

5セメスター(3年)の授業では,理科の総仕上げとして「理科教育法」の授業が始まります。この科目では,これまで学んできた理科の内容を小学校でどう教えるか,「指導者」の目線で授業をデザインしていきます。

4月は,まず学習指導要領を読み解くことから始めます。難解な用語や独特の言い回しがたくさんありますので,お互いに意見交換しながら「自然」とは何か,「科学的」とは何かなど,ひとつひとつの言葉の意味にこだわり,理解しながら進めていきます。

「理科の見方,考え方」も,自分の言葉で具体的に説明できるよう,時間をかけて読み解きます。この作業を通して,教育で使う言葉を「抽象的な言葉」でなんとなく理解しないよう,本当の使える知識につながるように,考える習慣を体得していきます。

学んだ知識は,すぐに使えるかどうか,指導案を作成しながら点検していきます。しばらくは,指導案の作成→提出→添削された指導案の確認,と,授業や授業外でファイルのやりとりが続きます。


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