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細胞の観察(理科Ⅱ)

植物の観察が続きましたが,ここからは動物の細胞やからだのつくりへと授業が展開していきます。今日は自分の細胞を観察しました。

定番の,ほおの内側の粘膜細胞のほか,髪の毛のキューティクルを観察しました。

通常,髪の毛は光を通さないので,顕微鏡で観察しても黒い線にしか見えません(白髪は別)。今回は,液体絆創膏をスライドガラスに塗布し,その中に髪の毛を一本入れて乾燥させます。その後,髪の毛を取り除くと,液体絆創膏に髪の毛の表面の「型」がとれるので,そのまま検鏡すると,ウロコ状(紋理)に重なり合うキューティクル(毛上皮)が観察できます。

シャンプーのCMなどで見かけるキューティクルが,工夫次第で簡単に観察できます。

↑ ほおの内側の粘膜細胞(酢酸オルセインで核を染色)

↑ 髪の毛のキューティクル(液体絆創膏による型取り法)

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